■ 「SF・重力が衰える・イスラム・近未来・電脳ソケット」
20世紀に読んだ「本&マンガ」 20世紀に読んだ「本&マンガ」

重力が衰えるとき

昔、読んだ本。コーヒーブレイク

脳みそで遊ぶんじゃねぇ!!

題名 重力が衰えるとき
 イスラム世界の近未来SF。
 礼儀正しく異文化が楽しめる。
 記憶度 3

 物  語
 どこまで行っても、礼儀正しいイスラム文化圏のSFストーリー。頭に電脳チップを埋め込むことで、キャラと身体能力を、自由に選ぶことが可能な未来世界の出来事である。

 舞台は、官能の繁華街「ブーダーイン」。

 主人公のマリードは、ジャンキーだ。気分によって、何種類もの薬を愛飲する。仕事は探偵。ハードボイルドを気取っているのだ。側にいる気難し屋の彼女は、「元」おとこである。

 マリードのところに、ある依頼が届く。
 それは、街の支配者からのものだった。

 講  釈
 上の説明ではよくわからないと思う。
 自分でもどう書いていいのかわからないのです。

 話のキーワードは「イスラム」と「電脳ソケット」。

 一応は、ミステリーなので、謎解きの要素もあります。
 でも、核はこの世界そのものにある。

 電脳ソケットに差し込む「ソフト」を変えれば、全く物別の人間になる。人格と性が、金で自由に買える時代に、イスラムの価値観が織り込まれる。この世界観は、一言では言い尽くせないんです。

 キャラが自由なので、ジェームズボンドも登場する。
 本音と建前の落差が大きな、イスラム文化も面白い。

 自信過剰なのか、電脳ソケットをつけていない主人公。
 強制的に手術を施され、物語は急速に進んでいく。

 全3作。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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