■ 「SF・宇宙の戦士・ハインライン・パワードスーツ・古典」
20世紀に読んだ「本&マンガ」 20世紀に読んだ「本&マンガ」

宇宙の戦士

昔、読んだ本。コーヒーブレイク

「モビルスーツ」の語源

題名 宇宙の戦士
 ハインラインの代表作。
 原題は「スターシップトゥルーパーズ」。
 宇宙戦争SFの傑作です。
 映画にもなりました。
 記憶度 3
 物  語
 主人公のリコは、普通の学生だった。学校も普通に卒業する。
 ただ、彼が、就職先として選んだのは軍隊だったんです。

 入隊の適正試験は、どれもこれも不適合。しかたなく、適正を必要としない歩兵となる。死人が出るほどの厳しい訓練ののち、やがて宇宙戦争の実践部隊へ編入される。
 戦いは、初め外宇宙だったが、戦争は拡大し、いつしか地球にも及ぶようになる・・。

 講  釈
 「宇宙の戦士」は、初めて読破した長編SFでした。アニメ雑誌のガンダム特集で紹介されていたんです。アバロンヒル社のボードゲームにもなったし、映画はDVD化されています。
 1980年代、すでに古典扱いのSFでした。

 物語では機動歩兵と呼ばれる「パワードスーツ」というロボットに載りこんで戦う。「パワードスーツ」は、ガンダムシリーズの兵器「モビルスーツ」のモデルと言われる。サイズは「バンツァー」や「ボトムズ」クラス。けっこう小さいんですね。

 作者が軍隊出身の故か、軍での生活が克明に描かれています。
 戦闘の描写は迫力がある。
 だけど戦争奨励の感が、どこかに漂う。

 派手に立ち回る「パワードスーツ」は、映画には登場していない。
 その分、戦闘が泥臭くなった。
 無駄死にがとても多く、兵士のヤケッパチさが哀しく伝わる。

 原作にある「戦争奨励」の匂いを払拭しようとしたのだろうか。

 少年は大人へと成長してゆく。
 読んだ自分もまた、成長したのかも。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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