宇宙の戦士 |
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ハインラインの代表作。
原題は「スターシップトゥルーパーズ」。
宇宙戦争SFの傑作です。
映画にもなりました。
記憶度 3
物 語
主人公のリコは、普通の学生だった。学校も普通に卒業する。
ただ、彼が、就職先として選んだのは軍隊だったんです。
入隊の適正試験は、どれもこれも不適合。しかたなく、適正を必要としない歩兵となる。死人が出るほどの厳しい訓練ののち、やがて宇宙戦争の実践部隊へ編入される。
戦いは、初め外宇宙だったが、戦争は拡大し、いつしか地球にも及ぶようになる・・。
講 釈
「宇宙の戦士」は、初めて読破した長編SFでした。アニメ雑誌のガンダム特集で紹介されていたんです。アバロンヒル社のボードゲームにもなったし、映画はDVD化されています。
1980年代、すでに古典扱いのSFでした。
物語では機動歩兵と呼ばれる「パワードスーツ」というロボットに載りこんで戦う。「パワードスーツ」は、ガンダムシリーズの兵器「モビルスーツ」のモデルと言われる。サイズは「バンツァー」や「ボトムズ」クラス。けっこう小さいんですね。
作者が軍隊出身の故か、軍での生活が克明に描かれています。
戦闘の描写は迫力がある。
だけど戦争奨励の感が、どこかに漂う。
派手に立ち回る「パワードスーツ」は、映画には登場していない。
その分、戦闘が泥臭くなった。
無駄死にがとても多く、兵士のヤケッパチさが哀しく伝わる。
原作にある「戦争奨励」の匂いを払拭しようとしたのだろうか。
少年は大人へと成長してゆく。
読んだ自分もまた、成長したのかも。
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