知性化戦争 |
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誰かを服従させることは、なにより快楽らしい
人間はいつか、チンパンジーやイルカをしもべとするかもしれない
しかし、人間を傅かせる生物が宇宙に存在するとしたら。。
記憶度 3
物 語
宇宙には序列があるらしい。
異性人同士の交流が当たり前となった時代のこと。
ある生命体Aが、他の生命体Bを知性化すると、AはBの種族を一定期間従属させることができる。
その期間は数十世代。
奉公が終わると、種族Bは自由となり、別の非知性化種族を知性化する権利が与えられる。
宇宙の常識は、そうやって脈々と続いていた。
ところが、そこに新参者の生命体が現れた。
彼らは、親の種族が無いという変異体で、しかもすでに2つの種族を知性化させていた。
その新参者とは、地球人のことである。
講 釈
知性化戦争は3部作のうちの、3つ目のストーリーです。
1作目は「サンダイバー」という作品で、太陽の中の生命体と接触するというお話。
2作目は・・・タイトル忘れた。「知性化戦争」の原因を作ったお話でした。
そして3作目が、知性化戦争。
これらの作品の魅力は、登場する生物の個性でしょう。
思考が異なる異星人を、よくぞこれだけ書き分けてくれた!!
カラスのような敵キャラは、嫌悪や納得のコミュニケーションを踊りで表現する。
デッカイ目をしたキャラは、ライブラリーと呼ばれる共有情報を、視線だけで書き換えてしまう。
私が一番気に入ったのは「ティンブリーミー」という、変体&交感キャラ。
体の形を変えられるうえに、超能力まであるなんて、「出来杉くん」でしょう。
「ティンブリーミー」の学校では、SEXの実技授業まであるとか。羨ましいっス。
登場人物が多すぎて、始めのうちは少しだけ混乱します。
人類側の主人公は、人間の学生とブルーカラーのサルでした。
こまかいストーリーは忘れましたが、2作目の話が発端となって、人間が管理する惑星が侵略を受けるのです。
ほとんどが捕まるか死んでしまうなか、少数の主人公たちは身を隠し、組織を作り、やがて侵略者たちに対抗する力を持つようになる・・・
文庫でも分厚い本です。
しかも2冊です。
でも、読み出したら止まらない。
ドキドキわくわくです。
ヒューゴー賞・ネピュラ賞受賞作。
じっくり、味わってください。
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