■ 「知性化戦争 異性人 鳥やらゴリラやら」
20世紀に読んだ「本&マンガ」 20世紀に読んだ「本&マンガ」

知性化戦争

昔、読んだ本。コーヒーブレイク

種を進化させると、特典がつく未来宇宙

知性化戦争 知性化戦争
誰かを服従させることは、なにより快楽らしい
人間はいつか、チンパンジーやイルカをしもべとするかもしれない
しかし、人間を傅かせる生物が宇宙に存在するとしたら。。
 記憶度 3

 物  語
 宇宙には序列があるらしい。
 異性人同士の交流が当たり前となった時代のこと。
 ある生命体Aが、他の生命体Bを知性化すると、AはBの種族を一定期間従属させることができる。 その期間は数十世代。

 奉公が終わると、種族Bは自由となり、別の非知性化種族を知性化する権利が与えられる。 宇宙の常識は、そうやって脈々と続いていた。

 ところが、そこに新参者の生命体が現れた。
 彼らは、親の種族が無いという変異体で、しかもすでに2つの種族を知性化させていた。
その新参者とは、地球人のことである。
 
 講  釈
 知性化戦争は3部作のうちの、3つ目のストーリーです。
 1作目は「サンダイバー」という作品で、太陽の中の生命体と接触するというお話。 2作目は・・・タイトル忘れた。「知性化戦争」の原因を作ったお話でした。
 そして3作目が、知性化戦争。

 これらの作品の魅力は、登場する生物の個性でしょう。
 思考が異なる異星人を、よくぞこれだけ書き分けてくれた!!

 カラスのような敵キャラは、嫌悪や納得のコミュニケーションを踊りで表現する。 デッカイ目をしたキャラは、ライブラリーと呼ばれる共有情報を、視線だけで書き換えてしまう。

 私が一番気に入ったのは「ティンブリーミー」という、変体&交感キャラ。 体の形を変えられるうえに、超能力まであるなんて、「出来杉くん」でしょう。 「ティンブリーミー」の学校では、SEXの実技授業まであるとか。羨ましいっス。

 登場人物が多すぎて、始めのうちは少しだけ混乱します。
 人類側の主人公は、人間の学生とブルーカラーのサルでした。

 こまかいストーリーは忘れましたが、2作目の話が発端となって、人間が管理する惑星が侵略を受けるのです。
ほとんどが捕まるか死んでしまうなか、少数の主人公たちは身を隠し、組織を作り、やがて侵略者たちに対抗する力を持つようになる・・・

 文庫でも分厚い本です。
 しかも2冊です。
 でも、読み出したら止まらない。
 ドキドキわくわくです。

 ヒューゴー賞・ネピュラ賞受賞作。
 じっくり、味わってください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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